2011年にオープンした「あんあん葉鹿」は、JA足利の六つの農産物直売所で最も新しい店舗です。近所の常連客を中心に毎日約180~220人の利用があるなど、地域になくてはならない直売所として定着しています。

「とにかく新鮮な地元の農産物を早くご提供することを心掛けています」と、店舗を切り盛りしているパートの織田幸子(おださちこ)さん。地元の新鮮な野菜を中心に、JA足利の統一ブランド「あしかが美人」であるトマトやイチゴなどの旬な野菜、果物のほか、毎年12月~4月に販売している紅はるかの焼き芋が老若男女を問わず大人気だそうです。「紅はるかは冷めても柔らかく、水分が多いのでお年寄りにも好評です」と説明します。

イチゴやアスパラガス、焼き芋などを購入していた常連客の大熊祐子(おおくまゆうこ)さんは「ここは地元の新鮮な野菜が安く買えるのでありがたいですね。焼き芋も本当においしい」と笑顔で話していました。

直売所が地域のコミュニケーションに大きな役割を果たしていることも見逃せません。織田さんは「お客さんがレシピなどのさまざまな情報を寄せてくれるんです。私たちもそうした情報を別のお客さんに提供することで地域に大きな輪が生まれています」と目を細めます。「これからもお客さんに『来てよかった』と思ってもらえる店舗づくりを進めていきます」

JA足利営農振興課直売所担当の古郡典明(ふるこおりのりあき)さん、三浦裕介(みうらゆうすけ)さんも、「地産地消の強みを生かすためには、生産者の皆さんにより良い作物を作っていただくことが大切です。スーパーなどとの差別化を図り、これからも地域に求められる直売所であり続けたいですね」と声をそろえていました。

【所在地】足利市葉鹿町1の26の5
【営業時間】午前9時半~午後5時
【定休日】なし(正月、お盆期間を除く)
【駐車場】約10台
【電話】0284-64-7885

[写真説明]地域のコミュニケーションに大きな役割を果たしている、あんあん葉鹿
[写真説明]あんあん葉鹿