広大な緑地公園・井頭公園近くに2008年にオープンした直売所。真岡市が施設を造り、JAはが野が指定管理者として運営に当たっています。土日や祝日は井頭公園の来場者などで大にぎわいですが、平日でも開店前に買い物客の長い列ができるそうです。

 「20~30人の列ができる日もあります。まず、お目当ての野菜や惣菜を確保してから、井頭公園に隣接する温泉施設を利用する人が多いですね」。JAはが野営農部で同直売所を管理する野澤央臣(のざわなかおみ)さんがにこやかに説明してくれます。

 品ぞろえは、多い時で約300種類。同市内の生産者約160人が朝どりした新鮮な野菜や、自前の加工所でつくる惣菜の人気も高く、特に「おからコロッケ」と「塩麹のから揚げ」が人気です。

 直売所で毎年行っているアンケートによると、買い物客のほぼ半数が真岡市外からだそうです。宇都宮市から十数年間通い続けているという津村昭子(つむらあきこ)さん(65)は「いつも近くのプールを利用する前に、ここで買い物しています。野菜が新鮮で安いのがいいですね」と話します。

 さらに誘客に大きく貢献しているのが、直売所に隣接する「井頭観光いちご園」です。「スーさん農園」「黒ちゃん園」「まりちゃんちのいちご畑」「ストロベリーファームおおつか」のハウスが44棟あり、毎年1~5月にイチゴ狩りを行っています。4棟で試験栽培中のスカイベリーも、早ければ来年からイチゴ狩りを楽しめるかもしれません。

 今後の課題には、降雨などで井頭公園の来場者が減っても客足を落とさない魅力的なコンテンツの開発を挙げます。野澤さんは「この井頭エリアでしか買えず、市のPRにもつながる新商品を研究したいですね」と意欲的です。

【所在地】真岡市大田和3006
【営業時間】午前9時~午後4時半
【定休日】年中無休(年末年始を除く)
【駐車場】普通車約50台、大型車8台
【電話】0285・81・1141

[写真説明]開店直後から買い物客でにぎわう、井頭フレッシュ直売所「あぐ里っ娘」
[写真説明]井頭フレッシュ直売所「あぐ里っ娘」