野木町の地産地消の拠点として「のぎ松原大橋農産物直売所」が先月4日にオープンしました。国道4号の友沼交差点に隣接する同直売所は、地域住民や古河市などからの利用者で連日にぎわっています。

 窓が大きく、明るい光が差し込む店内には新鮮な朝取り野菜が充実。整然と商品が並べられた棚には町を代表するシイタケのほか、トマト、レタス、キュウリなどの季節の農産物や、まんじゅう、漬物などの加工品が常時70品目以上並んでいます。

 また、コシヒカリを1キロから量り売りし、好みの精米歩合に調整できるほか、季節限定で焼き芋を販売しているのも魅力です。これらの農産物は毎朝、同直売所生産部会の会員100人が搬入しています。 

 同部会の酒井幸子(さかいさちこ)部会長は「新鮮で安全・安心な地元の農産物を地域の皆さんに提供するために、栽培履歴制度の整備強化や栽培講習会の数を増やしていきたい」と、品質管理と質の向上に意欲を燃やしています。今後は会員数を増やし、年間を通して多彩な品目を利用者に提供できる体制づくりに取り組む予定です。

 店頭で仕入れや接客などを担当する谷内厚子(たにうちあつこ)さんは「オープンして1カ月になりますが、来場者の数も順調に推移しています。新しい住宅地に近いことから若い主婦を中心にリピーターが多く、常に商品の補充や手に取りやすいように商品を並べるなど気を使っています」と利用者へのサービスの充実を心掛けていると話します。

 町内には国の重要文化財である旧下野煉化(れんが)製造会社の煉瓦窯「ホフマン式円形輪窯」や、1600年前の仁徳天皇の時代に建立されたという野木神社などがあり、野木の歴史を伝える史跡を訪ねながら、地域の食材を求めて直売所に立ち寄ってみてはいかがですか。

 [写真説明]明るい光が差し込む店内には地元の新鮮な農産物など常時70品目以上が並んでいる

【所在地】野木町友沼4954の1

【営業時間】10月から3月 午前9時から午後5時。4月から9月 午前8時半から午後6時。年中無休(お盆、正月は除く)

【電話】0280・57・4721