直売所ブームに合わせ、各JAは直売所を地域の核として「地産地消」の推進に努めています。JA足利では「安全・安心」のキーワードを「あんあん」という愛称で店舗展開。「あんあん五十部(よべ)」は、今年3月にオープンしたばかりで、「雷電(らいでん)」「弥生(やよい)」に次ぐJA足利としては3つ目の直売所です。

 JA足利では、店舗ごとに生産直売部会などを設けず、JA足利管内全域で会員を登録し、自由に農産物が納入できるシステムをとっています。現在は登録会員も200人を超え「今まで以上に安全・安心に配慮した農産物を地域の消費者に届けようと頑張っています」と同JA。「五十部」は、JR両毛線沿線のJA足利三重支所の駐車スペースを整理し新設。近隣の住民を中心に、1日平均150人、定休日明けの水曜日などは200人以上の来客があります。

 ほかの「あんあん」同様に、新鮮野菜、加工品、地元企業生産の食料品などもそろいます。夏場は、トウモロコシ、キュウリ、ジャガイモ、タケノコ(マダケ)、アスパラガスなどが並んでいます。またJA加工部会「やよい」の会員が毎日つくる惣菜(そうざい)・弁当も評判です。

 オープン以来、毎日のように利用しているという同市山下町の石島幸子(いしじまさちこ)さんは「こんなお店ができるのを待っていました。隣町ですが、野菜を買うなら、ここと決めています。お惣菜も地元の材料で作っているそうですから安心ですし、とてもおいしいです」と、天ぷらを購入して帰りました。

 近隣には、昨年4月に開設された「五十部運動公園」があります。子供からお年寄りまで、幅広い年齢層が楽しむことのできる公園として親しまれています。

【所在地】足利市五十部町388の1(JA足利三重支所敷地内)

【営業時間】午前9時半から午後5時半まで。毎週火曜日定休。

【駐車場】10台

【電話】0284・64・8903

 [写真説明]JA足利3つ目の直売所として3月にオープンした「あんあん五十部」=足利市五十部町

 [写真説明]三重支所の敷地内にあるあんあん五十部(左奥)