両親の背中追う若きイチゴ農家来年からは新品種にも挑戦

 那珂川町で祖父の代からイチゴ栽培を行っている戸部幸夫さん。専門学校で機械を学び、卒業後は工場で勤務していましたが、就農を決意し退職。8年前の2014年にイチゴ農家の両親のもとに戻りました。

 「就農して改めて家族との時間が大事だと思うようになりました」と話す戸部さん。専門学校時代に知り合い、結婚した妻の恵子さんは、「就農前には多少不安もありましたが、就農してからは両親や周囲の人にも恵まれ、家族と幸せな日々を過ごしています」と話してくれました。現在は、6歳、3歳、0歳の子どもたちにも恵まれ、父とパート職員の4人で「とちおとめ」を栽培しています。

 両親のもとで一からイチゴ栽培を学んだ戸部さんの目標は両親です。「イチゴは手をかけた分だけおいしくなる」といいますが、就農当時はイチゴの病気に悩まされることや、教科書通りにいかないこともありました。そんなとき、両親の経験に裏打ちされた判断には毎回、イチゴ農家としてのすごさを感じたそうです。

 就農して8年。順調にイチゴ農家として経験を積んできた戸部さんですが、おいしいイチゴへの探求は続きます。来年からは新品種「とちあいか」の栽培にも挑戦。将来は、水の機械散布や新しい栽培方法なども取り入れていきたいと抱負を語ってくれました。