家族との時間を大切に機械メーカーから農家へ

 昨年9月にトマト農家として新規就農した足利市の佐藤圭吾さん。小山工業高等専門学校を卒業後、県外の機械メーカーで20年間勤務していたという、異色の経歴の持ち主です。

 就農理由はもともと農業に興味があったことと、40歳を節目に「家族との時間を増やしたい」との思いから。都内で開催された「農業人フェア」で情報を集め、足利市の農政課やJA足利の協力を得ながら準備。研修の一年間は、毎日トマト農家の農園に通い栽培技術を学びました。

 

 佐藤さんが栽培するのは「かれん」という品種で、甘みと酸味のバランスのとれた品種です。JA足利のブランド「あしかが美人」として出荷されています。

 

 現在、妻と3人の従業員の5人で栽培している佐藤さんの夢は、5歳の長男と将来一緒にトマトを作ることだそうです。昨年末に自ら手がけたトマトを初めて収穫。「トマト好きの両親も納得のおいしいトマトを安定して栽培できるようになりたいです」と抱負を語ってくれました。