
県経済同友会(中津正修(なかつまさし)筆頭代表理事)は22日、宇都宮市内で2020年度総会を開き、19年度の事業報告・決算や理事の選任など3議案を原案通り可決した。
新たな理事に、NTT東日本の小林博文(こばやしひろふみ)理事栃木支店長、今月に新頭取に就任予定の足利銀行の清水和幸(しみずかずゆき)専務、同会の平出孝夫(ひらいでたかお)参与を選任した。平出氏は総会後の理事会で専務理事に就いた。
また、産業構造や観光などをテーマとした委員会・研究会の活動などを盛り込んだ20年度の事業計画や収支予算を報告した。
中津筆頭代表理事は冒頭、新型コロナウイルス感染症を踏まえ「県内でも新しい生活様式の下、徐々に社会経済活動が再開されている。感染防止策に万全を期すとともに、感染の再拡大に備えた取り組みをし、経済の回復に当たっていただければと思う」とあいさつした。
2020年06月23日(火) 下野新聞朝刊