不公平感や考え方の違いなどの家事ギャップを解消するにはどうしたらいいか、乳幼児子育てサポート協会インストラクターの岩本恵利(いわもとえり)さん(日光市)に聞いた。

パパと子で家事一緒に

岩本恵利さん

 お勧めは、家事のタスク表を使い、分担割合を「見える化」することです。表はネットにもいろいろ出ています。私が子育て講座で使う協会のタスク表の家事数は130以上あります。


 この作業で、どんな家事があり、相手がどれだけ負担しているのかを把握できます。「これはできそう」とコミュニケーションを取って分担を見直すきっかけになります。

 女性は「察して自分からやってほしい」と考えがちですが、いつ何をやるか具体的に伝えた方が男性は理解しやすい。今の生活は互いの頑張りで成り立っているので、主婦だからと卑下せず、大変な時は我慢しないで言いましょう。

 そして、互いが互いの頑張りを「当たり前」と思わないで。家事は無給です。「誰かが認めてくれている」と感じることで、不公平感やイライラは減ります。互いに感謝の気持ちを伝えることも大切です。

 子どもは親の姿を見て育ちます。ママが多くの家事をしていると、将来「家事は奥さんがやるもの」と考える人になります。パパが家事をする姿を見て育てば、それが「普通」と思います。子どもができる家事を「パパと一緒にやってみて」と言ってみてはいかがでしょう。親子の触れ合いになり、褒めれば子どももうれしいはずです。