「虐待ゼロへ いのちにハグを。とちぎ」キャンペーンでは、「いのちにハグを。ACTION」を通じて、より積極的な啓発活動を展開しています。11月3日には、宇都宮市のミナテラスとちぎで、子ども食堂を応援するスペシャルイベントが開催されました

秋空の下 笑顔の一日に

 前日までの雨が嘘のように晴れ渡り、爽やかな秋空と心地よい風が吹き抜ける「ミナテラスとちぎ」で、子どもたちに大人気の「歌う海賊団ッ!」のスペシャルライブが行われました。親子のふれあいを深めるとともに、子ども食堂への理解を深め、支援の輪をつなげることを目的にした本イベントは、昨年に続き3回目の開催。会場には多数の応募者の中から抽選で選ばれた親子ら約6 0 0人が集まり、大盛況の一日となりました。

 今年のライブは秋開催。「芸術の秋」にちなんで、開演前には手作り楽器を制作するワークショップが行われました。どんぐりやビー玉、歌う海賊団ッ!のオリジナルステッカーなどが配られ、持参した空のペットボトルを用いて親子で思い思いに楽器作りを楽しんでいました。青空の下で楽器を鳴らしながら楽しそうに駆け回る子どもたちの姿も。会場は開演前から親子の笑顔と期待に満ちあふれ、イベントは最高のスタートを迎えました。

歌って踊って ハッピーに

 午後1時、「歌う海賊団ッ!」せんちょー。の「ヨーホーッ!」という元気な掛け声を合図に、待望のスペシャルライブがスタート。1曲目「虹色カーニバル」では、クルーたちが色とりどりの大きなバルーンを持って登場し、子どもたちは大興奮!大歓声に包まれました。

 その後も、手作り楽器を鳴らしたり、クルーたちに振り付けを教えてもらってみんなで踊ったりと大盛り上がり。人気曲「ゲンキのジュモン」や「カラフルスマイル」、頑張るパパ・ママに向けた応援曲「ボクのヒーロー」など、1時間にわたるステージで参加者は笑顔に。心温まるステージになりました。

子ども食堂への温かい支援が届けられる

 当日は会場内で子ども食堂への支援物を集めました。事前の呼びかけで参加者が持参したお菓子や缶詰、麺などでボックスはいっぱいになりました。コンサート終了後には、栃木トヨタ自動車の新井孝則社長より、子ども食堂を代表して一般社団法人とちぎ男女共同さんかくねっとの理事長で、子ども食堂「kiitos」を運営する大澤里香さんへ支援物が寄贈されました。支援物には、栃木トヨタ自動車が県内の店舗などで集めたものも。大澤さんは、「皆さんのご支援に心から感謝しています。みんなで力を合わせて、地域の子どもたちを見守り、支えられる場を作っていきたいと思います」と話しました。支援物は後日、県内各地で活動している子ども食堂へ分配されました

ごあいさつ

 特別協賛である栃木トヨタ自動車の新井社長が来場者にご挨拶。「今後も子ども食堂への支援活動を継続していきたい」と思いを語り、寄贈された支援物への感謝の気持ちを伝えました

とちぎの未来絵画コンクール2024入賞作品をラッピングした素敵なシエンタが展示されました。

食品支援

 子ども食堂「kiitos」の運営を行う大澤里香さんが、参加者に子ども食堂での取り組みを紹介し、支援への感謝の言葉述べました。その後、新井社長から子ども食堂を代表して大澤さんに支援物が贈呈されました。支援物は後日、県内各地で活動している子ども食堂に分配されました。

オリジナル楽器づくり

 参加者は持参したペットボトルにどんぐりやビー玉を入れ、「歌う海賊団ッ!」のステッカーを貼り、オリジナル楽器を作り上げました。