夫婦で新規就農初収穫はイチゴで乾杯

 ゼロから農業を始め、初めて赤く色付いた2粒のイチゴ。栃木市の和賀井健介さん、庸子さん夫妻はイチゴで乾杯ポーズ。喜びを分かち合いました。

 中学校で出会った2人は時を経て家族に。健介さんの父の実家の遊休農地を活用し、「何かチャレンジを」と就農を決意しました。

 昨年、下都賀農業振興事務所、JAしもつけの紹介で庸子さんが市内の先輩農家のもとで研修。週1回、県農業大学校の就農準備校「とちぎ農業未来塾」でも研さんを重ねました。

 今年4月、健介さんも会社を辞めて本格的に「とちおとめ」の栽培をスタート。青年等就農資金など資金面の援助や、部会の先輩からのアドバイスで100㍍のビニールハウスを3棟、自動潅水装置やウオーターカーテンも完備しました。

 今も不安は多々ありますが、近所の元イチゴ農家の方々から連日励まされているそう。

 「皆さん、希望を感じてくれている。もっと勉強して、新しいものを生み、次につなげたい」。二人は今日も一期一会の思いでイチゴに向き合います。