今年の東武宇都宮百貨店のお歳暮カタログ。商品券や県産品が人気

 11月になるとデパートに特設されるお歳暮コーナーは、もはや風物詩。

 約1300アイテムをそろえる東武宇都宮百貨店では、商品券やカタログギフトが売り上げの上位だという。催事部催事一課課長の大塚章(おおつかあきら)さんは「何を贈ればいいのか分からない人に選ばれている。賞味期限がないのも魅力のようだ」と分析する。

 他県に住む人に贈る人も多いため、同店は栃木ならではの商品に力を入れている。県産品24品から3品を選ぶギフトも人気。「この商品は相手の好みを知っていないと贈れない商品。商品券とは対極で、まさに二極化している」と大塚さん。

 昔は食用油やジュースなどが定番だったが、最近は自分が「いい」と思う一押しを贈る人が増えている。購入層の多くが50代以上。お歳暮を贈る風習が薄らいでいる20~30代は激減しているが、ブランド重視の傾向があるという。

 近年はネット通販が勢力を伸ばしているが、大塚さんは「催事コーナーは、目で確かめることができる安心感がある」とアピール。「普段、店内の売り場で扱っていない商品も多く、出産祝いのお返しやご不幸の返礼など別の用途で利用する人もいます」