「賛成」と回答した企業からは「大企業と中小企業で同じルールを適応すること自体がナンセンスだ」などと、現状のルールが実態に即していないとの指摘があった。
「反対」の理由では、「優秀な人材の激烈な獲得合戦が展開されることになるだろう」「学生にとっては入学当初から就職活動が始まるといっても過言ではなく、全く学業に専念できない」などの声があった。
業界別では「賛成」が「反対」を大きく上回ったのは建設(47・8%)とサービス(42・9%)。業種の幅が広く、特に人手不足に悩む業界で目立った。
調査は2018年9月13~30日、県内企業342社に実施し、131社から有効回答を得た。回答率は38・3%だった。