2025年春に卒業予定の大学生や専門学校生らを対象とした合同企業説明会「2025とちぎ就活フェアファイナル」(下野新聞社主催)が16日、宇都宮市宿郷5丁目のベルヴィ宇都宮で開かれた。学生約35人が参加し、企業担当者の説明に熱心に耳を傾けた。

 企業は建築・土木、サービス、印刷・出版、自動車関連など県内を中心とした24社が参加した。それぞれのブースで担当者が、業務内容や募集している職種、企業理念などを説明。学生たちは希望する企業のブースを回って話を聞き、メモを取ったり、質問したりした。

 事務系の職種を志望している産業能率大4年斎藤真里奈(さいとうまりな)さん(21)は「知らなかった業界のことも理解を深められた。今後も一社一社丁寧に向き合っていきたい」と話した。