商業施設が集まる宇都宮市南部のインターパーク地区にほど近い「JAグリーンインターパーク」の農産物直売コーナーには、インターパークでのショッピングがてらに立ち寄る人も目立ちます。

 昨年3月のオープン以来、直売コーナーの利用者は順調に増えており、現在は一日平均400人~500人が訪れます。大島大典(おおしまひろのり)店長は「お客さまが増えたことで生産者の方もより多く、より多種類の野菜を並べてくれるようになり、品ぞろえが良くなっています。お客さまのメリットも増し、生産者の収入アップにもつながり、いい循環が生まれています」と声を弾ませます。

 直売コーナーは、農業資材なども扱っている購買店舗のJAグリーンインターパークに併設されています。生産者は店舗を訪れた際に直売コーナーに顔をみせたり、営業時間内に品を並べに訪れることも多いので、買い物客が生産者と直接、会話できる機会が多いのも魅力です。

 お客さまは生産者の顔が見えることで安心感を持たれるようです。また、生産者はお客さまの声を直接聞けることで、『よりニーズにあった良い物を』という思いを強くしているようです」と大島店長。一方で課題として「依然として農家の方に限った店舗と思われる事もあるので、多彩なイベントなどを通じて、より一般の方々にも気軽に足を運んでいただけるように力を入れています」と話します。さらに、食の安心・安全には最も力を入れています。大島店長は「栽培履歴のチェックをはじめ、放射能検査では農業振興事務所と連携するなど、万全の体制をとっています」と力をこめます。

 インターパークに買い物に出かけた際に、立ち寄ることが多いという宇都宮市、奥山厚子(おくやまあつこ)さんは「自宅から車で20分ほどかけて来ます。とにかく新鮮なことが魅力で、トマトやナスをよく買います」と話していました。

【所在地】宇都宮市砂田町526
【営業時間】午前8時半~午後6時
【定休日】なし(年末年始を除く)
【駐車場】約100台
【電話】028・656・1212