県建設業協会(谷黒克守(たにぐろかつもり)会長)は16日、宇都宮市西川田4丁目の日環アリーナ栃木で、県内の高校2年生を対象とした「とちぎ建設業合同企業説明会」を開いた。61社が参加し、自社の魅力をアピール。那須清峰や真岡工業など計6校の約200人が、進路を見極めようと熱心に耳を傾けた。

 各社のブースで、採用担当者が自社の強みや特徴、福利厚生などを説明した。中村土建(宇都宮市)の土山崇幸(つちやまたかゆき)経営管理部長は「建設業はなくてはならない基幹産業で、日々新しい技術が生まれる伸び代のある業界。魅力を知ってもらえれば」と話した。

 宇都宮工業高建築デザイン科の福田紘平(ふくだこうへい)さん(17)は「多くの企業を知り、選択肢を広げることができた」と満足そうに話した。