パパママ世代が子どもの頃は習い事になかったけれど、最近よく見かける「プログラミング教室」。本年度から小学校で「プログラミング教育」が必修となったこともあり、気になる保護者も多いのでは。

杉本供也代表

どんな習い事なのか、宇都宮市清原台2丁目のエジソンアカデミー宇都宮校の杉本供也(すぎもとともや)代表(49)に聞いた。

 プログラミングとは、コンピューターに実行してほしい作業の指令(プログラム)を作ること。教室はロボットを組み立て、パソコンでプログラムを作って動かすタイプと、パソコンでゲームなどを作るタイプがある。同校は前者の「ロボットプログラミング教室」で、2017年に開校した。杉本さんによると、必修化が追い風となり、県内ではここ1、2年で教室が増えているという。
 同教室では子どもたちが基盤や光センサー、モーター、ギア、ブロックなどが入ったキットを使い、まずはテキストを見ながらロボットを組み立てる。その後、パソコンで子どもでも使いやすいビジュアルプログラミング言語を使ってプログラムを書き、USBケーブルでロボットに送る作業を行う。最後に思った通りにロボットが動くかを確認する。
 ロボットを動かす基本はテキストに書いてあり、簡単に動かすことができるという。だが、肝はその後に与えられる発展課題。やり方はテキストにはなく、課題通りにロボットが動くよう自分で考えてプログラミングをしなければならない。

パソコンでビジュアルプログラミング言語を使ってプログラムを作る


 杉本さんは「これまでの学校教育は決まった過程で答えを導き出すことが重視されたが、プログラミングは与えられたミッションに対し、自分なりのやり方で答えを出す。これからは世の中の課題を解決する思考力がますます求められる。プログラミングは発想力を身に付ける訓練になる」と話す。
 教室に通い始める時期は小学3年生以上がお勧めだという。パソコンを触ったことのない子でも、1カ月もすれば扱い方を覚えてしまうそう。
 熱心にパソコンに向かっていた清原中央小5年佐藤拓朗(さとうたくろう)君(11)は「なかなかうまくいかないこともあるけれど、うまくいった時がうれしい。将来は体の不自由な人の役に立つロボットを作りたい」と目を輝かせていた。

ロボットがプログラム通りに動くか確認する子どもたち