来年春の大学、短大、専門学校卒業予定者向けの就職説明会「4県合同企業ガイダンス」が20日、都内で開かれた。本年度の就職活動解禁は3月1日で、前年より3カ月遅くなっている。就職戦線は売り手市場の様相を呈している一方、短期決戦となっており、学生と企業の熱のこもったやりとりが続いた。

 下野、山梨日日、福島民報、信濃毎日(長野)の地方4新聞社が共催し、4県の99社が参加。本県は金融・証券、小売り、サービスなど14社が個別ブースに分かれ、自社の概要や採用方針などを説明した。

 学生は約700人が来場した。都内の和裁専門学校に通う町田夏子(まちだなつこ)さん(19)=宇都宮市出身=と門垣みなみ(かどがきみなみ)さん(21)=佐野市出身=は、着物関係への就職を希望。地元へのUターン志向も強く、幅広い業種の情報を知ろうと着物姿で参加した。アミューズメント系企業の説明を受けた後、町田さんは「イメージが変わった。話を聞いてよかった」と話していた。

 神奈川県内の大学に通う木村未夢(きむらみゆ)さん(21)は金融関係を希望。「とてもためになり、志望度合いが高まった」とする一方、「自分に甘えがあったことが分かった。もっと勉強しないと」と気を引き締めていた。