栃木労働局は26日、来春卒業予定の大学、短大、高校生の11月末現在の就職内定状況を発表した。大学生は前年同期比2・9ポイント増の58・8%、高校生は4・5ポイント増の84・9%で、大学生は4年連続、高校生は2年連続で上昇した。

 同労働局は「大学、高校ともに求人数がリーマン・ショック(2008年)前の水準に戻りつつあり、その結果、内定率も上昇している」としている。短大生は1・8ポイント増の62・5%。

 県内のハローワークが受理した大学、短大、専修学校生を対象にした求人数は4・8%増の4466人。過去10年で最高だった06年3月卒の4852人に次ぐ多さだった。

 学校とハローワークが扱った高校生の求人は21・8%増の5317人で、5千人を突破するのは6年ぶり。

 高校生を対象にした求人を産業別に見ると、全ての産業で前年比増となり、雇用拡大の動きが広がっている。最も多い製造業は25・6%増の2005人。人手不足が深刻化する建設業は34・8%増の763人だった。

 同労働局はハローワークでの個別支援の継続やミニ面接会の開催、インターネットを使った情報発信の強化などを通じて、未内定者への支援を継続する。