【宇都宮】市は進学を希望する高校生を対象とした「将来のUターン就職促進事業」として11日、試行的に宇都宮南高での就職支援説明会を実施した。市内13企業などがブースを設けて自社のPRなどを行い、同校の2年生と教員約300人が耳を傾けた。

 同事業は進学を機に県外に出る学生に、あらかじめ県内企業の魅力を知ってもらい、就職時のUターンを促進するのが狙い。市は来年度、市内全高校での実施も検討している。

 この日、出展企業などは「食べもの」「ものづくり」「情報・広告デザイン」「生活」に分かれてブースを設置。製品や企業理念などを説明したほか、足利銀行は紙幣の数え方、フタバ食品はアイスクリームを試食して違いを当てる官能検査など、体験も実施した。

 同校によると、生徒の多くは大学などに進学するという。2年中静優貴(なかしずゆうき)さん(16)は「普段は人の仕事を見ることがないので、明確に将来のことを考える良い機会になりました」と話していた。