2025年3月に大学や大学院、専門学校などを卒業予定の学生を対象にした「2025とちぎ業界研究フェア」(下野新聞社主催)が15日、宇都宮市宿郷5丁目のベルヴィ宇都宮で開かれた。学生ら約100人が来場し、就職活動に向け各業界への理解を深めた。

 金融や印刷、自動車販売、食品製造など本県に本社や拠点を置く22社・団体が参加した。各企業の担当者が事業内容や業界情報、福利厚生などを説明。学生はグループごとにブースを回り、メモを取るなどして熱心に耳を傾けていた。

 宇都宮アート&スポーツ専門学校1年蒔田(まきた)あやさん(19)は「いろいろな業界のことが分かってよかった。将来は一般事務や金融関係の仕事に就きたい」と話した。