栃木労働局は1日、今春卒業する県内高校生の2021年12月末時点の就職内定状況を発表した。内定率は91・9%で前年同期を0・5ポイント上回った。藤浪竜哉(ふじなみたつや)局長は「順調に推移している。前年同様、新型コロナウイルスの影響は表れていない」との見方を示した。

 求人倍率は0・19ポイント増となる2・17倍。統計比較が可能な1997年以降で2・24倍だった2019年に次ぐ水準だった。

 求人数は4・7%増の6846人。産業別では運輸業、郵便業が26・6%増となったほか、製造業も7・1%増加した。一方、医療、福祉は5・7%減だったほか、宿泊業、飲食サービス業も3・1%減少した。

 求職者は4・5%減の3159人となり、3年連続で減少した。

 栃木労働局は、大学・短大新卒者の12月末時点の就職内定率も発表した。大学は0・3ポイント減の77・4%だった。藤浪局長は「早期に動いて内定を得た学生と、出遅れた学生との二極化が進んでいる。学校と連携して支援に努めたい」と述べた。

 短大は1・1ポイント減の73・2%となった。コロナ禍で国家資格取得に必要な実習時期が一時遅れたが、選考が進んで内定者が増えているという。