「利益と公益 両輪重要」 ウエルシアHD 池野会長が講演

 下野新聞社の会員制組織「しもつけ21フォーラム」は5日、7月ウェブ特別例会として、ウエルシアホールディングス(HD)の池野隆光(いけのたかみつ)代表取締役会長(77)の講演を下野新聞社ホームページ「SOON」で配信した。池野会長は「『勝ち』より『価値』を追い求めて」との演題で講演した。  ウエルシアHDは企業の合併・買収(M&A)を数多く手掛けて成長してきた。売上高は2021年2月期に9496億円となり、創業時からの目標だった1兆円が目前に迫る。基本的なビジネスモデルとして調剤とカウンセリング重視、深夜営業などを掲げる。  規模を拡大させる一方で「売り上げのためだけの経営はしない」と強調した。企業の存在価値として「利益と公益の両輪で動くことが重要だ」と話す。  店舗にオストメイト(人工肛門、人工ぼうこうの利用者)向けトイレを整備したほか、大手ドラッグストアで初めてレジ袋を有料化したという。「社会が店舗にどんな価値を求めているのか理解することが、会社の成長と社員の満足感につながる」と述べた。  かつて宇都宮市内に2年ほど常駐していた経歴を明かした。「住みやすく良い街。今でも付き合いのある人がいる」と懐かしんだ。  池野会長は1943年生まれ、広島県出身。2013年から現職。日本チェーンドラッグストア協会長も務める。

 

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