1年ぶり通常開催「事業成長へ改良より改革」 富士フイルムビジネスイノベーション 玉井会長が講演

 会員制組織「しもつけ21フォーラム」4月例会(下野新聞社主催)が23日、宇都宮市内で開かれ、富士フイルムビジネスイノベーション代表取締役会長の玉井光一(たまいこういち)氏(68)が「我(わ)が経営を語る~強靭(きょうじん)な組織を次世代に残すために~」と題して講演した。

 フォーラムが通常例会として開催されたのは昨年2月以来で1年2カ月ぶり。新型コロナウイルスの感染防止に配慮して開催した。

 講演では玉井氏が経営を向上させていく施策として着目している9項目を紹介した。収益性の高い事業を育て上げるためには、「改良ではなく改革をしていかなければ数字は残せない」と強調した。

 またこれからの経営者に向けて、「事業化計画は自分でつくること。つくれること」「環境に流されないこと」「丁寧に構想し、悲観的に計画すること」などが大切だと訴えた。

 玉井氏は大分県出身。東芝を経て2003年に旧富士写真フイルム(現富士フイルム)に入社。18年富士ゼロックス代表取締役社長。21年4月社名を変更した富士フイルムビジネスイノベーションで現職に就任した。

 フォーラムは毎月1回、著名な経営者や政治家、文化人らが講演するなどしている。新型コロナの感染防止の観点から2020年3~5月の例会は中止となり、20年6月~21年3月はウェブ特別例会として講演を下野新聞社ホームページ「SOON」で配信した。