自粛要請などを受け、県内で今月初めに予定されていた合同企業説明会などは、相次ぎ中止または延期された。学生の就職活動の動機付けにもなる場だけに、大学側も、インターネットを使って学生の意欲を喚起するなどして対応するが、学生側は出ばなをくじかれた格好で、先行きを心配する声も聞かれる。

大学の就職支援窓口で資料に目を通す学生=5日午後、宇都宮大峰キャンパス

 2~4日に開催予定だった学内合同企業説明会を中止した宇都宮大。翌5日、地域デザイン科学部3年高田章詩(たかだしょうじ)さん(21)は学内のキャリア教育・就職支援センターに足を運び、エントリーシートの添削指導を受けていた。

 志望する都内の企業の説明会が中止になり、「直接会う機会がなくなってしまい、残念。事前のインターンシップに参加した人と差が出てしまうのではないか」と不安がる。

 それでも「できることをやるしかない」と自らを奮い立たせる。

 同センターの担当者は「学生のために何らかの代替措置を取りたいが、先行きが見通せず対応しづらい」と話す。

 白鴎大は学内合同企業セミナーを延期した。自粛要請期間を踏まえ、15日まではこうした場の設定を見合わせるが、「(無料通信アプリの)LINE(ライン)や学内サイトで企業のウェブセミナーへの参加を促すなどしている」(担当者)という。