来春新卒者の県内企業への就職を促すため、県は10日、企業と学校による人材情報交換会を宇都宮市内のホテルで開いた。参加企業は県内に本社や事業所を置く177社。少子化などを背景とした企業側の採用意欲を反映し、2003年の開始以来、最も多かった。学校側は県内外の大学、短大、専門学校など83校が参加。企業と学校の担当者が、個別に企業活動や学生に関する情報交換を行った。

 日産プリンス栃木販売の採用担当者は「人材確保に向け、やれることは何でもやろうと参加した。学校との接点を少しでも増やしたい」。宇都宮共和大の担当者は「採用に関し企業側には、危機感に近いものも感じる」と話した。

 県労働政策課は「地方創生を進める上で、UIJターン(地方移住)の促進は、大きな柱の一つ。交換会などを通じて促進を図りたい」としている。交換会は来年2月、都内でも開かれる。