新年度がスタートした1日、県内の主要企業でも入社式が行われた。厳しい就職戦線を乗り越え、スタートラインに立った新入社員を前に、企業のトップたちは社会人としての使命や、将来を担う若い力への期待を言葉に込めた。

 ▽栃木トヨタ

 栃木トヨタ自動車(宇都宮市横田新町)では、新井将能(あらいまさよし)社長が「日々の不安を克服しながら成長を続け、醍醐味(だいごみ)、面白さを感じ、楽しく仕事をしてほしい」と激励。新入社員27人を代表して渡部孝太郎(わたなべこうたろう)さん(22)は「誇りと目標を持ち、さらなる発展に貢献してまいりたい」と決意を述べた。

 続いてAKB48チーム8本県代表の本田仁美(ほんだひとみ)さんがサプライズで登場。新入社員と一緒に「恋するフォーチュンクッキー」の替え歌「恋する充電プリウス」を踊る一幕もあった。本田さんは「うまくいかないことがあるかもしれないけど、頑張ってください」とエールを送った。

 ▽足銀

 10月に創業120周年を迎える足利銀行(宇都宮市桜4丁目)。昨年より6人少ない81人の新入行員を前に、松下正直(まつしたまさなお)頭取は「一緒に、誇りに思えるような足利銀行をともに築いていきましょう」と祝辞を述べた。足銀創業地の足利市出身で、群馬県の桐生支店に配属となる各務瑠美(かくむるみ)さん(22)は「(両毛地域の)繊維業のために始まった足利銀行。そういう銀行に就職できてうれしく思う」と話した。

 ▽栃銀

 栃木銀行(宇都宮市西2丁目)は昨年より2人少ない79人が入行。菊池康雄(きくちやすお)頭取は地域創生室の新設を報告した上で「若さある志を持つとともに、地域に貢献するという使命感を持ってほしい」と期待した。陽南支店配属の松本涼佑(まつもとりょうすけ)さん(22)は「責任が増していくと思うので、日々、全力を尽くしたい」と気持ちを新たにした。

 ▽TKC

 TKC(宇都宮市鶴田町)は100人が入社式に臨んだ。角一幸(すみかずゆき)社長は「仕事をすれば必ず壁にぶつかる。多くの人はUターンしてしまうが、成功は壁を乗り越えた先にある」と強調した。

 ▽北綜警

 24人が入社した北関東綜合警備保障(宇都宮市不動前1丁目)は、青木勲(あおきいさお)社長が「自分の事情ばかり主張するのではなく、相手の立場を理解し取り組んでほしい。ともに社業の発展に向け頑張ろう」と呼び掛けた。