福田富一(ふくだとみかず)知事は5日の新春記者会見で、2015年の主な施策として人口減少問題対策を掲げ、若者の県内定住のため県外の大学などと連携し、学生のU・Iターン就職を推進していく考えを明らかにした。

 福田知事は計画期間の最終年度を迎える「新とちぎ元気プラン」の総仕上げに向け、人づくりを基本に安心・成長・環境の三つの戦略を着実に推進すると表明。その上で「少子化による人口減少は、地域社会の存続をも脅かしかねない重要な課題」と危機感をあらわにした。

 このため次代を担う若者に親や家族の意義、役割を知ってもらい、地域への愛着、定住意識を醸成していく必要性を指摘。県内企業への就職を促して本県への定住が図れるよう、東京など県外の大学と連携し、学生のU・Iターン就職を推進していくという。

 県はこれまでも県外の大学などにU・Iターン就職をPR。また、栃木労働局などとさまざまな就職ガイダンスを開催してきたが、15年度からはさらに踏み込んだ連携に取り組む。