ひきこもりや不登校など社会生活を営む上で困難な人たちを支援する県子ども若者・ひきこもり総合相談センター「ポラリス☆とちぎ」の開所式が2日、宇都宮市下戸祭2丁目の同センターで関係者約30人が出席して開かれた。

 開所式で福田富一(ふくだとみかず)知事は「困難を抱える子どもや若者が増える中、センターを中心にオール栃木体制で積極的に支援に取り組んでいく。愛称のポラリス(北極星)のように、相談者のよき道しるべとなるよう期待したい」と述べた。センターの運営を委託された一般社団法人「県若年者支援機構」(中野謙作(なかのけんさく)理事長)は「課題が複雑に絡み合う中で、ワンストップで相談できる入り口ができた意義は大きい。より深く広く支援の手が届くよう取り組みを進めたい」と強調した。

 開所式に先立ち同日、県庁で「県子ども・若者支援地域協議会」の設立総会が開かれ、同センターを事務局として教育や福祉医療、雇用などの関係機関が連携し子どもや若者の支援に取り組むための設置要綱などを決めた。

 同センターは、常時6人体制で電話やメール、来所、訪問で相談に応じる。家族セミナー、ひきこもりサポーター養成研修なども行う。開館時間は午前10時~午後7時。日、月、祝日と年末年始は休館。問い合わせ、相談は同センター、電話028・643・3422。