2015年春入社予定の大学生らに対する企業の採用内定が1日解禁された。足利銀行と栃木銀行は同日、いずれも宇都宮市内の本店で内定式を行い、就職戦線を乗り越えた学生に幹部らが歓迎の言葉を述べた。

 昨年12月に持ち株会社足利ホールディングスが上場した後、初めてとなる内定式を行った足銀。昨年と同規模の約1千人が受験し、内定者は11人少ない80人(男52人、女28人)だった。

 清水和幸(しみずかずゆき)人事担当執行役は「自らの夢や目標を足利銀行という夢のあるフィールドで実現してほしい。熱い情熱を持って伸び伸びと活躍することを楽しみにしている」と激励。代表で内定通知書を受け取った明治大国際日本学部4年の池田茉央(いけだまお)さん(21)=さくら市出身=は「地域に根差した銀行の行員として、中小企業の支えになりたい」と話した。

 栃銀は高校生も含め、今春の入行者より1人多い82人(男38人、女44人)を内定した。栗原弘一(くりはらこういち)人事部長は「金融のプロとして成長を続け、地域経済へ貢献するのだという使命感を持ち続けてほしい」と呼び掛けた。宇都宮大教育学部4年の山崎愛子(やまざきあいこ)さん(21)=宇都宮市出身=は「地域社会、地域経済に貢献し、育ってきた地元に恩返しをしたい」と期待を膨らませた。