【佐野】女性が社会で活躍する機運を高めようと、県主催の「輝け!とちぎ女性活躍フォーラム」が4日、市中央公民館で開かれ、約100人が参加した。

 女性をめぐる意見を集め、政策に反映させることが目的。宇都宮、大田原に続き3会場目となった今回のテーマは「女性のさらなる活躍」。第1部では、キャリアコンサルタント小倉環(おぐらたまき)さんが「女性が輝く未来へ」と題して基調講演した。

 第2部のパネルディスカッションでは第一線で働く女性3人が登壇=写真。繊維メーカー「セイホウ」(足利市)の東條栄子(とうじょうえいこ)社長は、40歳でパート従業員として同社に入社した経験を踏まえ「年齢よりも気持ちが大切」「女性が成果を残して発言力を高めれば、女性が働きやすい職場環境になるはず」などと訴えた。

 生花ギフト等販売「花のギフト社」(小山市)の取締役益子博美(ますこひろみ)さんは女性スタッフは男性と比べ「忍耐強く時間を守る傾向がある」と分析し、「再就職希望の女性にパソコン操作や接遇を教える機会が増えれば」などと要望した。宇都宮市のキャリアコンサルタント大島翠(おおしまみどり)さんは「誰かのために働くという意識も大切」としたほか、政府が女性管理職の登用を推進する中、外部から人材を招聘(しょうへい)する企業もあるとして「自社で採用した社員を登用してほしい」と注文を付けた。