来春卒業予定の県内高校生の求人倍率は7月末時点で、前年同期を0・11ポイント上回る1・83倍と、統計比較可能な1998年以降、最高となったことが31日、栃木労働局のまとめで分かった。県内ハローワークで受理した大学生らの求人数も前年同期比10・7%増の5144人と過去最多となった。 

 白兼俊貴(しろかねとしき)局長は「即戦力としてよりも、将来を担う人材を育てるため、積極的に若手を採用している動きが見られる」と説明した。同局は「人口減少を背景に、たとえ景気が下がったとしても、今後も同じような求人の傾向が続く」と予測している。

 高校生の求人数は10・0%増の7519人と、2008年のリーマン・ショック以降で過去最多となった。

 求人を産業別に見ると、求人全体の4割を占める製造業は12・8%増の3032人となった。卸売・小売業は14・1%増の759人、建設業は9・3%増の1039人だった。

 事業所規模別では従業員数1千人以上の大企業の伸び率が高かった。求職者数は3・3%増の4107人で、2年ぶりに4千人台となった。