あしぎん総合研究所は27日までに、県内企業などの新入社員を対象に実施した意識調査の結果を発表した。コロナ禍での就職活動で苦労したことについて、大卒者らの回答は「説明会や面接のウェブ対応」が最も多かった。高卒者では「求人が(思ったより)少なかった」が最多だった。

 意識調査は2年ぶりで、あしぎん総研が今春に県内で行った新入社員セミナーの受講者に実施し、473人から回答を得た。内訳は高卒者が約25%、大卒者ら(大学院や短大、専門学校などを含む)が約75%。

 コロナ禍の就活の苦労を複数回答で尋ねた。大卒者らは「説明会や面接のウェブ対応」は31・8%で、「会社訪問が(あまり)できなかった」が23・7%、「求人が(思ったより)少なかった」が23・4%と続いた。

 一方、「特になし」との回答も26・9%あり、あしぎん総研は「初めての就活で比較しにくいほか、コロナ禍でも想像よりスムーズに内定を得た学生もいたのでは」とみている。高卒者は「求人が(思ったより)少なかった」が46・6%で最多で、次いで「特になし」が39・8%だった。

 大卒者らの内定企業数は1社が最も多く60・5%で、2社が25・3%、3社が8・4%と続いた。高卒者は1社が94・9%だった。

 男性の育児休暇について、「ぜひ取りたい(ぜひ取ってほしい)」「できれば取りたい(できれば取ってほしい)」と答えた“育休希望派”は計89・8%だった。調査を始めた2017年以降で最も多く、同年の78・2%から10ポイント以上増加した。