就活情報サイト「リクナビ」を運営するリクルート(東京)は7日、来春卒業予定の大学生の就職内定率が7月1日時点で、80・5%だったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大前で「学生優位」とされた2020年卒の85・1%(同時期)よりも、やや低い水準。地方の学生を中心に、コロナ禍で安定志向が高まり、公務員を目指す傾向にあることなどが要因とみられる。

 感染拡大の影響で、選考時期が遅れた21年春卒業の73・2%と比べ、7・3ポイント増加した。

 リクルートによると、関東で公務員を志望する学生の割合は8・6%と、20年卒からほぼ横ばいで推移。一方、大都市を抱える関東・中部・近畿以外の地域では、20年卒から8・6ポイント増の18・8%だった。感染不安から、地元で安定した職を求める傾向が高まっているとみられる。