厚生労働省は24日、新型コロナウイルス感染拡大に関連する解雇や雇い止めが、23日時点で見込みも含めて6万439人になったと明らかにした。5万人を超えた8月31日時点から20日余りで1万人増えており、非正規を中心に増加のスピードが若干速まった。雇用情勢が好転する兆しは見えず、失業者増に歯止めがかからない状況だ。

 解雇や雇い止めは5月21日に1万人を、6月4日に2万人を超えた。それ以降は1カ月前後で1万人のペースで増加していた。経済停滞が長期化し、企業が持ちこたえられず解雇や雇い止めにつながった可能性もある。

 また厚労省は24日、18日時点で解雇や雇い止めされた5万9673人(見込みを含む)の詳細な分析結果を発表。11日時点から4856人増加し、約77%に当たる3762人が非正規だった。

 本県は18日時点で488人。前回集計時の11日時点と同数だった。ハローワークに相談があった事業所の報告を基に集計しているため、栃木労働局の担当者は「実際の数字はさらに多いとみられる」としている。