3月から本格的に始まる大学生らの就職・採用活動を目前に、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の拡大により、就活イベントも中止や延期が相次いでいる。感染防止のため安倍晋三(あべしんぞう)首相がイベント中止などを要請した26日、下野新聞社は3月2日に予定していた「しもつけ就活フェア」などの延期を決めた。宇都宮大や白鴎大でも、学内での説明会などを中止または延期する。

 同フェアは宇都宮市のホテルを会場に、県内企業など60社と大勢の学生の参加を見込んでいた。マスク着用の推奨などの対策を講じた上で開催することを目指したが、担当者は「苦渋の判断。終息が見込まれてから改めて日程を設けたい」と話した。

 同様に下野新聞社が主催する3月7日の看護職ガイダンスも延期する。

 宇都宮大は26日までに、学内合同公務員等説明会の中止を決定した。3月2~4日の学内合同企業説明会は、中止の方向で検討中という。

 白鴎大は今月27日の学内合同企業セミナーの延期を決めている。

 またホンダが、芳賀町の研究開発施設「オートモービルセンター」で予定していた就活生向け見学会を中止したなど、企業が個別に対応する動きも出ている。