「新聞の役割」教わる 矢板市豊田小

 矢板市豊田(とよた)小で10月21日、下野新聞社の出前講座「しもつけ新聞塾」が開かれ、政経部の大塚順一(おおつかじゅんいち)記者が5年生8人と6年生10人に「新聞の役割(やくわり)」などを教えた。

 大塚記者は「新聞もテレビも情報(じょうほう)を伝えるメディア」と話し、違(ちが)いを説明。テレビがすぐにニュースを流せる「速報性」に優(すぐ)れる一方、新聞はパッと一覧(いちらん)でき自分が読みたい記事を自由に選べることや、ニュースの背景を解説したり詳(くわ)しく報じたりする力に優れていることを伝えた。

 さらに、東日本大震災(だいしんさい)発生直後、生活に密着した飲み水や炊(た)き出しに関する情報などをきめ細かく載(の)せ、避難所(ひなんじょ)などで大いに役立てられたことも加えた。

 記者については「人に会って話を聞いたり試合や現場を見たりして記事を書くのが仕事」と説明。書き方では「事実を正確に書くのが基本。しかし同じ出来事でも記者の受け止め方、どこを強調して書くかによって記事の印象(いんしょう)は違ってくる」「記者は少しでも世の中が良くなればと願いを込めて書いている」と話した。

 子どもたちからは「記者がどういう気持ちで書いているかが分かった」「いろいろな人が書くと、記事の内容も変わってくることが分かった」などの感想が寄せられた。

 [写真説明]出前講座を受ける豊田小の子どもたち