来春卒業予定の大学生ら向けに、栃木労働局や県など主催の「2020とちぎ求人企業合同説明会」が31日、宇都宮市のマロニエプラザで開かれた。経団連指針に基づく企業の選考活動解禁日の6月1日を翌日に控え、企業ブースはスーツ姿の学生たちでにぎわった。

 県内に就業場所がある製造業など150社が参加し、大学生ら672人が来場した。採用活動の早期化が指摘される中、既に内定を得ながら、「納得がいくまで」などとして就職活動を続ける学生もいるという。

 県内から埼玉県の文教大に通う4年、女子学生(22)は、内定をもらって就活を終えた友人がいるといい、「焦りはあるが、志望業界を絞れてきているので気持ちは前向き」と話した。

 一方、企業側は採用活動に人手不足が影響しており、建設業は深刻とされる。石川建設(那須塩原市高砂町)の担当者は、採用活動の苦戦を打ち明けながらも「(若者の雇用状況などが優良な)ユースエール認定企業であることもPRし、積極採用していきたい」と意気込んでいた。