就職戦線が「売り手市場」となる中、県警が人材確保に力を入れている。2017年度の採用受験者数は前年比434人減の795人で、過去10年間で最少。県警警務課は「県民の安全を守るために、優秀な人材が不可欠」として2、3月、体験型の業務説明会などを開催する。

 県警警務課によると、採用活動の厳しさは景気回復傾向や少子化などが影響しているという。過去5年間の受験者数は1100~1300人台で推移していたが、17年度は激減した。

 18年度も人材争奪戦の激化が予想されるため、「県警の仕事を選択肢の一つに入れてもらいたい」(県警採用担当)と、趣向を凝らした取り組みを準備した。

 今月18日には、コンピューターに精通した「サイバー犯罪捜査官」対象の説明会を初開催する。同捜査官の募集は14年度に始めたが採用実績はゼロ。担当警察官とのフリートークなどの機会を設け、興味を持ってもらうことを狙う。1985年4月2日以降生まれの男女が対象。定員20人。

 他にも平日昼間に時間が取れない社会人などを対象に「ホリデイ・ナイトナビ」を17、19、21日に開催。24日には茨城、群馬の北関東3県警合同の業務説明会を東京都内で開く。

 3月3日には17~33歳の男女を対象に、体験型採用説明会を開催する。募集は120人程度。捜査シミュレーションや若手警察官とのフリートークなどを予定している。(問)県警警務課採用係0120・48・6106(平日午前8時半~午後5時15分)。