【栃木】市は本年度の職員採用試験から、スポーツや文化芸術などの分野で大きな実績がある人を対象に「自己アピール試験」を導入する。同様の試験は、既に教養試験を伴う形で宇都宮市など県内6市が導入しているが、市は県内で初めて教養試験を伴わない方式を取る。また、一部の専門職で受験時期を6月に前倒して前期試験を実施する。鈴木俊美(すずきとしみ)市長が17日の定例記者会見で明らかにした。

 自己アピール試験で募集するのは一般事務職若干名。スポーツ、文化・学術分野などで高校以降に大きな実績を収めた人。その過程で培われた挑戦する意欲や強靱(きょうじん)な精神力、物事を成し遂げる力を市のために発揮してもらう。鈴木市長は「一芸に秀でているだけではなく、人間性あふれる職員を採りたい」と述べた。

 前期試験は保育士7人程度と土木職4人程度。例年9~11月に実施していた試験を前倒す。民間企業も視野に就職活動している人も受けやすくするため、内容も従来の教養試験から社会常識を問う短時間の択一式試験に変更する。

 自己アピール試験は1988年4月2日から98年4月1日までに生まれた人、前期試験は88年4月2日以降に生まれた人が対象。募集期間は25日~5月19日。説明会を5月13日午前10時から市役所で開く。(問)市職員課0282・21・2351。