栃木労働局は3日、3月卒業予定の大学生らの就職内定状況(1月末現在)を発表した。内定率は大学生が前年同期比4・5ポイント増の80・1%、短大生が1・9ポイント増の83・5%、高校生が0・7ポイント増の94・7%だった。

 大学生、高校生は2008年秋のリーマン・ショック以降で最高、短大生は統計比較が可能な1998年以降で最も高くなった。

 県内ハローワークで受理した大学、短大、高専、専修生らの求人数も、7・9%増の5168人で98年以降で最高。白兼俊貴(しろかねとしき)局長は「(若返りなどを意図した企業の)新卒需要は高く、2016年3月末現在の実績を超えるのでは、という期待感がある」と述べた。

 同労働局が求人、求職者数共に把握している高校生は、求人数が13・7%増の6777人、求人倍率が0・24ポイント増の1・80倍で、共にリーマン・ショック以降で最高。求職者数は2・0%減の3757人だった。

 高校生の求人を産業別に見ると、求人数が最も多い製造業が2415人で前年同期比6・2%増。増加率は宿泊・飲食サービス業の48・9%増や卸売・小売業の24・0%増が目立った。事業所規模別では499人以下の中堅、中小企業の需要が高かった。