【宇都宮】市は4月から、消防団活動を行った大学生らの功績を評価する「市学生消防団活動認証制度」をスタートさせる。対象者には活動認証状を交付。社会貢献を行ったとして、就職時には自己PRにも活用することができる。制度を通して若手の入団を促進し、消防団の活性化にもつなげる考え。

 対象者は市内在住で大学や大学院、専門学校などの学生か卒業後3年以内の人。1年以上、消防団員として継続的に活動するのが条件。

 制度は学生の就職活動を支援するほか、地域防災の中核を担う人材の育成・確保が目的。市消防局総務課によると、市内の消防団に所属する学生の団員は2人。同制度は県内で小山市が本年度に導入しているという。

 認証を希望する学生は所属する消防団の団長に推薦書を依頼。団長から推薦書の提出を受けた市長が活動実績などを審査し、活動認証状を交付する。就職活動で企業に提出する「市学生消防団活動認証証明書」も交付される。

 市内の消防団は1団26分団体制で2054人が所属。団員数は10年間横ばいで推移しているが30歳未満の若手の比率が低く、同局は「学生の入団を促進することで消防団の士気高揚や活性化を図りたい。企業側も、災害や傷病者発生時に早期対応ができる学生の採用につながる」としている。

 (問)市消防局総務課028・625・5504。