栃木労働局は1日、3月卒業予定の大学、短大、高校生の就職内定状況(1月末現在)を発表した。大学生は前年同期を5・1ポイント上回る75・6%、高校生は0・2ポイント上回る94・0%となった。いずれも同時期としては、2008年のリーマン・ショック後で最高。短大は統計を開始した1998年以降、最も高い81・6%だった。

 同労働局の堀江雅和(ほりえまさかず)局長は「学卒者の採用は社員教育の投資が伴うものであり、企業活動に長期的な見通しが立つ企業が増えた証しだろう」と指摘し、経営が安定した企業の増加を内定率上昇の要因に上げた。

 県内のハローワークが受理した大学、短大、専修学校生を対象にした求人は、2・5%増の4789人。2006年の4939人に次ぐ過去2番目の水準だった。

 ハローワークと各高校が扱った高校生の求人は8・6%増の5962人で、6年連続で増えた。求職者は7・6%増の3834人。求人倍率は1・56倍で、2年連続で1・5倍を超えた。

 高校生に対する求人を産業別に見ると、求人が最も多い製造業は10・9%増の2274人。医療・福祉は12・5%増の738人だった。規模別では従業員500~999人が34・2%増の271人。求人数が最も多い30~99人は7・8%増の2013人だった。