栃木労働局(堀江雅和(ほりえまさかず)局長)は25日、来春卒業予定の大学、短大、高校生の11月末現在の就職内定状況を発表した。大学生は前年同期を4・9ポイント上回る63・7%で、1998年の統計開始以来、11月末現在では同年に次ぐ2番目の高さとなった。高校生は3・3ポイント増の88・2%で、過去3番目の水準だった。

 同労働局は景気回復による採用意欲の高まりや人員確保のため、求人が増加していることを内定率上昇の要因に挙げた。

 県内のハローワークが受理した大学、短大、専修学校生を対象にした求人数は、3・6%増の4625人。一方、学校とハローワークが扱った高校生の求人は10・1%増の5852人。求人数が増加するのはいずれも6年連続。

 高校生を対象にした求人を産業別に見ると、最も数が多い製造業は12・0%増の2246人。医療・福祉は13・1%増の716人だった。宿泊・飲食サービス業以外は全ての産業で前年同期を上回った。

 短大の内定率は1・0ポイント減の61・5%。同労働局は「県内の短大生は11月以降に内定することが多く、来年3月末には例年並みの内定率になるだろう」とみている。