県経済同友会(板橋敏雄(いたばしとしお)筆頭代表理事)は2日、グローバル人材育成に向けた提言書「オールとちぎでとちぎと世界を結ぶ人材育成」を福田富一(ふくだとみかず)知事に提出した。グローバル人材育成のためのプログラムや留学支援制度の充実・強化などを提案している。

 提言は同友会国際化推進委員会(内藤靖(ないとうやすし)委員長)が2年間、調査、研究してきた成果をまとめた。留学支援制度などの充実・強化のほか、外国人留学生の確保と支援によるグローバル人材の育成に必要な環境づくりの推進も訴えている。

 留学支援制度などの充実・強化では、継続的な資金支援などを要請。外国人留学生の確保と支援では、地域でグローバル人材を育成するには外国人留学生と共生する環境が有効だとして、留学生の生活支援や就職支援に取り組む必要性を訴えている。具体的には空き住宅などを有効活用する住居支援や、奨学金制度のさらなる拡大と充実などを提案している。

 福田知事は「県内の学生、県内で学ぶ留学生の両分野で支援できるよう最大限取り組んでいきたい」と応じ、「世界で活躍して世界で学び、最終的には栃木に戻って能力を発揮してもらう。栃木モデルを何とかできればと考えている」と話した。

 内藤委員長は「提言書を学生の人材育成に役立ててほしい」と要請した。