栃木労働局は27日、3月卒業予定の大学、短大、高校生の1月末現在の就職内定状況を発表した。大学生は70・5%で、前年同月に比べ2・2ポイント、高校生は93・8%で1・8ポイントそれぞれ上昇した。

 同時期の比較で大学は3年連続の上昇で、内定率が70%を超えたのはリーマンショックの影響を受ける直前の2009年3月卒以来6年ぶり。高校は2年連続で上昇。いずれも10年3月卒以降で最も高かった。短大は0・4ポイント低下し79・1%だった。

 同労働局は「大学、高校ともに求人の持ち直しが見られ、特に高校生は産業全体に新卒採用拡大の動きが見られる」としている。

 県内ハローワークが受理した大学、短大、専修学校生対象の求人数は2・8%増え4671人。

 一方、学校とハローワークが扱った高校生の求人は、19・9%増の5490人だった。求職者は0・9%減の3564人で、求人倍率は0・27ポイント増の1・54倍となり、6年ぶりに1・5倍を超えた。

 高校生に対する求人は全産業で増加した。このうち求人数が最も多い製造業は23・9%の大幅増で2051人。建設業が29・5%増の786人だった。

 規模別では従業員300~499人が最大の上げ幅となる38・9%増の450人。求人数が最も多い30~99人は19・9%増の1867人となった。