栃木銀行(菊池康雄(きくちやすお)頭取)が来年1月下旬をめどに立ち上げる創業支援ファンド「とちぎ地域活性化ファンド」の運営会社「とちぎんキャピタル」(宇都宮市松が峰1丁目、斎藤隆(さいとうたかし)社長)が17日設立され、同社で開所式が行われた。

 ファンドは総額10億円で、栃銀と同社が全額出資する。出資形態は普通株、種類株、新株予約権付社債などで、出資額の上限は1社当たり1億円。栃銀の営業エリア内の未上場企業で、これから創業する企業のほか、医療、環境、農業など成長分野に取り組む企業も支援対象とする。

 開所式には斎藤社長や、同社と栃銀の幹部ら約20人が出席。栃銀の鷹箸一成(たかのはしかずなり)専務は「東京の業者、大手銀行に頼まず、自分たちで運営会社を手掛けることは大変大きな意味を持つ」と期待。斎藤社長は「お客さまにとって、使い勝手の良いファンドにしたい」と強調した。