
同日の記者会見で白兼俊貴(しろかねとしき)局長は「新規求人倍率は季節調整をしても例年以上に下がってしまったが、求人の時期のずれなどによるものであり問題はない」と述べ、雇用情勢判断は「改善が進んでいる」と17カ月連続で据え置いた。
全国で見ると、本県順位は35位で前月と変わらなかった。
県内の新規求人倍率は前月を0・30ポイント下回る1・94倍と3カ月ぶりに減少した。正社員求人倍率は、前月と同じ1・09倍。新規求人数(原数値)は0・2%増の1万4097人だった。
産業別に見ると、建設業では空調設備工事の受注増などにより、求人が増加した。宿泊業・飲食サービス業では、前年同月には全国展開する飲食店からの大量の求人があったが、今年は前月に求人時期をずらしたため11月の求人が減少した。