「オリンパスの経営革新と人材育成」 オリンパス社長 菊川剛氏

下野新聞社主催の第六十六回「しもつけ21フォーラム」が二十五日、宇都宮市内のホテルで開かれ、オリンパス社長の菊川剛(きくかわつよし)氏(67)が「オリンパスの経営革新と人材育成」と題して講演した。菊川氏は「他社にできないものをつくる。『バスに乗り遅れるなではなく、バスの前を走れ』と社員に言っている」と語った。
世界市場での競争が激しくなる中、同社が力を入れているのが若手リーダーの育成。「リーダーは何を、なぜやるのかを示し、マネジメントはいかに実行、実現するかを提示することだ」とした上で「経営者、経営幹部に必要なのはリーダーシップ」と述べた。
同社は二〇〇二年から、四十代の本部長・カンパニー長の輩出を目標とした「エグゼクティブプログラム」(五年間)、三十代の本部長、四十代のカンパニー長・社長の輩出を目指す「ビジネスリーダー育成プログラム」(十年間)をスタート。「エグゼクティブ」から五人の本社執行役員が誕生した。
菊川氏は育成の課題として「新しい事業のリーダーへの抜てきで修羅場を経験させること。再度チャレンジできる敗者復活の運用も大切だ」と語った。