「生活と環境への貢献語る 」 日産最高執行責任者 志賀俊之氏

下野新聞社などが主催する第六十四回「しもつけ21フォーラム」が十一日、宇都宮市内のホテルで開かれ、日産自動車最高執行責任者の志賀俊之(しがとしゆき)さん(54)が「『日産の挑戦』−再生から成長、そして信頼される企業へ−」と題して講演した。
一九九九年四月に着任したカルロス・ゴーン社長による経営再建や、電気自動車開発など地球温暖化防止への取り組みを紹介し「日産はこれからも人々の生活を豊かにしながら、地球環境に貢献する企業でありたい」などと話した。
志賀さんはまず「わずか十年前、日産は倒産寸前だった。ルノーと業務提携し、ゴーンを迎え、お客さまの支援と従業員の頑張りがあって、リバイバルプランを着実に実行することで再生ができた」と振り返った。一方で「日産は経営立て直しを優先し、ハイブリッド車で出遅れたが、今年四月に策定した新五カ年経営計画『日産GT2012』では『ゼロ・エミッション車でリーダーになること』を掲げた」と紹介。一〇年度に米国と日本に電気自動車を投入し、一二年度にはグローバルに量産するという。
「今年八月には新開発のクリーンディーゼル車を発売する。一二年にはショールームに日産だけが独自のクリーンディーゼル、ハイブリッド、電気の三種類の車を並べることができる」と述べ「三種類の車の平均で、従来のガソリン車よりCO2排出を80%削減できる」と胸を張った。