「『100年の施策』事業化へ」 栃木県知事 福田富一氏

福田富一知事は十五日夜、宇都宮市内で開かれた「しもつけ21フォーラム」(下野新聞社など主催)で講演し、新県庁舎完成に合わせ、県民からアイデアを募った上で新年度に「百年間かけて取り組む施策」を事業化する考えを明らかにした。またJリーグ二部(J2)入りを目指している栃木サッカークラブ(SC)のホームスタジアムとして県グリーンスタジアム(宇都宮市)を改修し、Jリーグ入りが視野に入った段階で「J1仕様のスタジアム」を検討する考えを示唆した。

知事は、新年度に完成する新しい県庁舎は「百年建築で建物を造っている」と指摘。その上で「樹齢三百七十年の日光杉並木までとはいかないが、新県庁舎と歩む息の長い事業を県民からもアイデアを募り、何か取り組めないか新年度は考えていきたい」と述べた。

一方、二〇〇八年のJ2入りを目指す栃木SC支援について知事は「当面はグリーンスタジアムをJ2基準に合うように県が責任を持って改修するので、J2にまずはい上がってもらいたい」と強調した。

同スタジアムは交通の便や駐車場が少ないなどの批判があるが、知事は「あそこで頑張ってもらい、Jリーグ入りが視野に入ってくれば、その時にJ1仕様のスタジアムをどうするのか、ということをぜひ考えていかなければならないな、と思っている」と説明。チームが力を付け、スポンサーを増やし、一日も早くJ2入りを果たしてほしいと期待を寄せた。